2023年 秋アニメ
アニメ「進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)」が視聴できるネット動画配信サービスをご紹介します。
進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)とは、TVアニメ 進撃の巨人の「Season 4」にあたり、その中の「パート3」にあたる「完結編」の「後編」となる作品です。ややこしいですがこれが本当の最終回です。
視聴できる動画配信サービスを表でまとめましたが、配信している動画サービスが他のアニメと比較すると少なめとなっていますね。
アニメ「進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)」は他の動画配信サービスと比べて月額利用料が安い dアニメストア、DMM TV で見るのがおすすめです。(※2023/11/11時点)
また、進撃の巨人 完結編(後編)を見た感想なんぞも語っていきたいと思いますのでよろしくお願いします!
【視聴できる動画配信サービス】
アニメ「進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)」を「見放題配信」しているネット動画配信サービスをご紹介!
動画配信サービス | 配信状況 | 無料期間の有無や特典など |
Amazon プライム・ビデオ | ◎ | 30日間無料体験あり |
U-NEXT | ◎ | 31日間無料トライアルあり、 600ポイント付与 |
dアニメストア | ◎ | 31日間無料期間あり ※アプリ入会からは14日間 |
ABEMAプレミアム | ◎ | 無料期間なし |
DMM TV | ◎ | 初回30日間無料、 550ポイント×最大3カ月 |
Netflix | ◎ | 無料期間なし |
TELASA(見放題プラン) | ◎ | 初回2週間無料おためし期間あり |
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TVアニメ 進撃の巨人 The Final Season 完結編は、前編後編の2回に分けられ一気に放送されたため、今回のTVアニメ 進撃の巨人 完結編(後編)では「85分」のスペシャル放送となりました。
ストーリーの内容は同じですが、動画配信サービスでは「完結編 後編 合計85分版」と「完結編 後編を 4話に分けた各話版」が存在します。各話版は、Final Season の91~94話となります。
動画配信サービスの違いにより、「各話版」ないしは「前編後編」のみ配信される場合があるので、そこは注意しましょう。※dアニメストアの場合ですが、各話版で下記、OP、ED が確認できなかったので後日、追加されるのか無いのかは不明となっております。
完結編(各話版)では、テレビ放送とは異なるオープニング、エンディング映像が加わり、オープニングテーマ Linked Horizon「最後の巨人」、エンディングテーマ ヒグチアイ「いってらっしゃい」を聞くことができます!
進撃の巨人 The Final Season 公式サイトより引用
他に都度課金の動画配信サービスもありますが、今回は「見放題配信」のVODを厳選してご紹介しました。
また、ここでは単体契約で視聴できないサービス、特定の動作環境が必要なサービス、トップページや登録ページ等に料金をわかりやすく明記していないサービスは紹介しておりません。予めご了承お願い致します。
【進撃の巨人 完結編(後編)を見た感想】
最終回となったアニメ 進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)を見た感想を述べていきます。
※アニメの感想は筆者個人の意見であることを予めご了承お願い致します。
今、改めて人類に問う。進撃の巨人、ついに完結!
終尾の巨人となり、無数の巨人たちとスラトア要塞に進撃するエレン。絶望の淵に立たされた避難民の前に現れたのは、地鳴らしから間一髪で逃れられたミカサ、アルミン、ジャン、コニー、ライナー、ピーク、リヴァイ。かつての仲間たち、そして幼馴染とエレンの戦いがここに終結する。
進撃の巨人 The Final Season 公式サイトより引用
長く続いた人気アニメ 進撃の巨人 もついに完結!筆者は原作ではなくアニメで最終回まで見ようと決めていたので結末を全く知らない状態で視聴しました。※見たのはdアニメストア
もうなんていうか、感情は確かに動いたけど感動という言葉は安易に使えない劇的なラストになっていましたね。
巨人に変身したり、立体起動装置で空を舞ったりと少年漫画の魅力を詰め込んだ作品でしたが、回を進める毎に内容が重くなり、人類とは?生命とは?なぜ戦うのか?なぜ生きるのか?を問う難解な作品となっていきました。
今作では、兄 ジークとの接触で進撃の巨人とは別に「始祖の巨人」の力も手に入れてしまったエレンが、パラディ島以外の世界を滅ぼす「地鳴らし」を起こすことを決意。巨人の大軍を操る地鳴らしは、この世のすべてを力で踏みつぶし大虐殺を行っていきます。
とにかくこの「地鳴らし」の描写が凄まじい!エレンが操る巨人の群れの前では、人は地を這う蟻同然。圧倒的な絶望感が画面全体から伝わってきます。
エレンはなぜ、地鳴らしを発動させたのか?発動前には街の子に涙を流してまで謝っていたエレンがなぜ?と思いますよね。
その目的の中で最も大きなものは「自由」を得るためです。
マーレはパラディ島で暮らすエルディア人を根絶やしにしたいと考えているので、ミカサやアルミン達、島の仲間たちが生き残るには相手(パラディ島民以外、世界中の人間すべて)を殺さなくてはならないという考えに至ってしまったのです。
しかし、エレンの本当の考えがこの「進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)」で明らかになります。エレンが行っている大虐殺は正しいものとは思えませんが、彼なりにそうしなければならない真の理由があったのです。
改めてエレンの真意を聞くため、エレンの暴走を食い止めるため、ミカサ、アルミン、ジャン、コニー、リヴァイに加え、一時は敵対していたライナー、ピークらが立ちあがる。
終始、劇場アニメをも凌ぐ神作画で描かれ、特にエレンの最終形態「終尾の巨人」の背を戦場とした最後の戦いは、超ハイスピードアクションの連続!
立体起動装置と雷槍による、いままでの高速戦闘の真骨頂とも言えるバトルが繰り広げられます。見方の巨人にサポートを受けながら立体起動装置で飛び交うミカサとリヴァイの動きは瞬きを許しません!
果たしてミカサやアルミンはエレンの地鳴らしを止めることができるのか?これが本当に最後の戦いとなる完結編(後編)の結末は見逃せません!
エレン、ミカサは幸せになれたのか?
まず、ミカサですが、幼少期の頃からエレンのことをずっと想い続け、調査兵団に入ってからも「エレンは私が守る」と心に誓っていた女性。おそらくエレンとのすれ違いの問題さえ解決できれば共に暮らしていけると信じて疑わなかったのではないでしょうか。
心底、エレンを想っていたミカサは、この戦いで絶対エレンを説得してみせると思っていたでしょう。しかし、止まらないエレンの進撃に対してコニーから、もうエレンを殺すしか地鳴らしを止める方法がないと言われ、愛と使命感の間で激しく動揺。
ミカサ自身もわかっていたとは思いますが、彼女にとっては死刑宣告のようなものでしょう。当然、頭で理解できても気持ちが追いついてきません。
しかし極限の戦いの中、「叶わなかったエレンとのもうひとつの生き方」を視ます。その世界でエレンの真意を知ったミカサは「ある決断」をします。
エレンの本当の意志を尊重することが彼の望みなのだと。
最終的にミカサは幸せになれたとは思えません。エンディングでは辛い思いをしているのが伝わってきて泣けてくる。しかしエレンに対しての台詞から後悔はなかったのだろうと感じました。
また、本作の主人公エレンですが、最後は主人公らしからぬ強行に走ります。
文句があるなら力ずくで止めて見せろと孤立し、仲間たちの自由のためにと地上の多くの命を奪う残虐な行為。マーレに迫害を受け続けていたエルディア人の過去を知っている視聴者から見ても、さすがに首をかしげる行動といえるでしょう。
しかし、皆が思うエレンの考えと、エレンの真意は違っていて、そこに気付くとまた違った苦悩が見えてきます。
実はエレン自身、死にたくない、生きていたい、と思っているのだけど、隠された真意こそが彼の望みなのが本当に辛い。
エレンもミカサも他の仲間たちも「ただ好きなひとと一緒に幸せに暮らしていきたい」だけなのに、なぜこんな戦いをしなければならないのかと涙が出る思いです。
エレンもまた、本懐を遂げたとえいえ、幸せとは言えない結果に終わったのではないかと思いました。
最終回を見終えると深いためいきが出ることは間違いなし。
エンディング映像では「あっ!」と思わず声が出そうになるカットもあり、絶望と希望が入り混じる時空を超えた壮大なラストとなっていました。
【まとめ】
やっぱり半端じゃなかった「アニメ 進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)」!
「進撃の巨人」は最終的に、人間の本性、差別、戦争など深刻な社会的テーマを探求するアニメ作品となっています。
現在を生きる僕たちにとってこれらのテーマは以前よりも、身近に感じられる問題となっています。エレンの話の中に「馬鹿が力を持ってしまったから」という台詞があったのが印象的でした。
「自由への渇望」、希望、和解、共存、そして「循環の終わり」
それは「進撃の巨人」が伝えるメッセージであり、そこから何かを学ばなければならない。そんなふうに心底思える作品でした。
アニメ「進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)」は Amazon プライム・ビデオ、U-NEXT 等で視聴できますが、初めて動画配信サービスを利用するのであれば、
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